7月11日(日)男女共同参画センターにて、お教室の発表会を開催しました。
コロナ禍ということで、人数制限・来場者名簿作成など、参加者の皆さんにご協力いただき無事終わることができました✨
今回は4歳さん〜大人の方まで、ピアノ・ヴォーカル・弾き語り・鍵盤ハーモニカ・オリジナル曲というバラエティ豊かなプログラムになりました。
またコロナ禍を考慮して、お友達連弾は行わず初の試みですが、お母様・お父様に共演をお願いいたしました✨
日頃の練習の成果を、ステージに立って皆さんにお披露目する場。
そのために、それぞれが自分と向き合い練習する。それは孤独な作業です。
ご家族の応援は大きな励ましになりますが、練習するのはやっぱり自分です。
そして本番当日、ステージに出て演奏する。これも誰も助けてはくれない、ある意味孤独な闘いです。
だからこそ、ステージに送り出すときは、心の底から”頑張れ!”と励まし、演奏が終わったら惜しみない拍手で迎え称える👏👏
たとえ、自分自身が思ったような演奏ができなかったとしても、素晴らしい経験になったということは間違いないと思います。
また、出演者は全員同じ目標に向かって頑張ってきた”同士”だと私は思うのです。
同じ学校の顔見知りの子もいれば、発表会で初めて見る子もいる。
でも共通することは、同じ教室生で同じこの発表会に向かって、それぞれが自分と向き合い練習してきた者同士です。
お互いがお互いの演奏を聴き、自分にはない良いところ(個性)を発見し称え合うことができた時、また一つ成長するのではないかと思います。
これが、ステージで演奏することと同じくらい、尊いことだと私は思います。
ステージ影から客席を見た時、小さな生徒さんがご家族と一緒に座って、演奏を聴き拍手をしている姿に良いな~♪とプチ感動しました。
小さい子🐣は、途中で退出しても良いし、寝ちゃっても大丈夫🙆♀️それでもきっと良い経験になったはず⭐
また二年後発表会ができるように、私も含めそれぞれが奇を衒ったことをするのではなく、地道に音楽に向き合っていけることを願います。
最後に私の尊敬する師匠、音楽家の石井彰氏の言葉を紹介したいと思います。
音楽は比較ではない。
正直に自分と向き合い解放し、共演者と共に歩んで行く。
上下関係などない世界。
そのひたむきな音楽に対する情熱に、聴くものは心打たれる。