2023年8月20日(日)愛媛国際音楽コンクール本選会が開催され当教室から5名の生徒さんが出場しました
今回で5回目を迎えたこのコンクールには、ピアノ部門をはじめ歌唱・声楽・管弦楽器など様々な部門が用意されています
中でも私がいいなと思ったのは、愛好家部門です
コンクールと名が付くと、勝手にすごいレベルのいわゆる本気組の人しか参加できないイメージを持ってしまいますが、音楽を愛して楽しんでいる愛好家の方たちも参加して審査を受けられるという機会を持てるというのは素晴らしいことだと思います
当日私は自分の生徒さんたちの演奏を見守った後、会場で中学生の演奏の最後まで、聴かせていただきました
これが本当に楽しかったです✨👍
特に中学生自由曲部門では個性と個性のぶつかり合いが凄かった
私の偏見かもしれませんが、コンクールというのはそれぞれに傾向があり(審査員も含め)そのための対策を万全にし、語弊を恐れずいうなら審査員に気に入られる演奏を目指して勝つ、そうしないと勝てないもの・・・あくまでも私の考えです💦
ところがひめコンの中学生たちは、『私はこうですけど、どう評価してくださいますか、審査員の皆様っ!』という勢いがあって聴いていてワクワクしました
5名の審査員の先生方がどう評価されるのか、とても興味深かったです
私が一番好きだった演奏者は金賞で審査員賞を受賞されていました😊
またいつもながら、笑顔で支えてくださった大会運営スタッフの皆様に感謝申し上げます
・課題曲B(1.2年生) 銀賞🥈 Yちゃん
・1.2年生 自由曲 銀賞🥈 S君
・課題曲C(3.4年生) 金賞 🥇 Mちゃん
銀賞 🥈T君
・3.4年生 自由曲 金賞 🥇Sちゃん
当教室はコンクールに特化した教室ではありません ただ発表会とは違った雰囲気でステージに立って、審査員の先生方に聞いていただき講評をいただけることは、大変意味のあることだと思います コンクールに出場するためには、そのための曲を時間をかけて細かく細かく磨き上げなくてはいけません(それこそ重箱の隅をつつくように) 毎年コンクールに出場することがルーティン化してしまい、コンクールの曲しかレッスンしない・・・なんてことを耳にすることもあります 小学校卒業くらいまでは、いろいろな曲(小品で良いので)に触れる大切な時期ですし、限られた曲を磨いているだけでは、読譜の筋力が落ちてしまします それではいくら良い賞をとったとしても本末転倒ではないかと思うのです 今回出場した5名は全員、コンクールの曲をしながら他の曲もソルフェージュも通常通りレッスンしてきました その中で残した結果は本当に素晴らしかったと思います 今後も私なりの距離感を持ってコンクールに臨んでいこうと思っています