コードとは『和音』のこと
2つ以上の音を同時にならすことで、いろいろな響きを作ることがコードの概念です
一般的には3つの音で構成される三和音(トライアド)、4つの音で構成される四和音(テトラッド)をベースに構成されます
コードを理解するにはまず音程(長・短・増・減)をしっかり理解する必要があります
当教室では主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ₇)に関しては全員勉強しますが、それ以上は生徒さんによって様々です
中学1年生のK君は小学4年生からコードの勉強を始めました
音程・調性・コード進行などをコツコツ勉強しながら、5年生の時の発表会ではメロディー譜を見ながら初めての弾き語りにも挑戦しました
今はバックナンバーの『水平線』をメロディー譜を見ながら弾き語り練習しています
中学では吹奏楽部に入部しピアノやチューバを担当しています
今やっているピアノ譜を見せてもらうと、自分でコードネームを付けていて、ちょっとした修正箇所はありましたが、勉強したことが生かされていて大変嬉しかったです
K君曰く、「コードを付けた方が弾きやすい」とのこと
私もまったく同感です
私がコードについて勉強始めたのは30代半ば、ジャズ・ポピュラーを始めた時でした
そして何年か経った頃、クラシックの曲に対する見方も変わったことに気が付きました
より深く、立体的に曲を見るようになったのです
今弾いている所は何調で、和音の流れはどうなっているのか、どこに向かっているのか・・・
とか考えることが私にはとて楽しいのです✨
こんな気持ちを誰かと共有できたらいいな~と思いながらレッスンする日々です