楽譜を読むための要素は二つ
・音を読む(ドレミファソラシド)
・リズムを読む(4分音符・2分音符・全音符・・・)
そしてこれらは音楽性とは関係なく、練習すれば必ずだれでも平等にできます
例えば本を読むために、平仮名・カタカナ・漢字などを覚えるのと同じだと思います
現在、お教室には、週替わりでリズム打ち問題をホワイトボードに書いています
レッスンの最後に全員メトロノームに合わせて、このリズム打ちをして帰ります
簡単なようですが、付点4分音符やシンコペーションなど、あやふやになりそうな所を確実にできることがねらいです
楽譜になった時に、リズムとドレミが一緒になって初めてメロディーを奏でられます
ですからソルフェージュの基本であるリズム打ちと音読みをとても重要だと考えています
もう10年以上前になりますが、某大手音楽教室から変わってきた5年生の生徒さんがいました
その子はとても音楽的に演奏し、指もしっかり速く弾けるのですが、楽譜が殆んど読めていませんでした
楽譜を読めるようになって欲しくて、あの手この手やってみたのですが、とても耳のいい子で、聞き覚えして弾くほうが早く本人にとっては楽で、結局読めるようにはなりませんでした💦
中学2年生まで続けてくれて、合唱コンクールの伴奏なども全部聞き覚えで見事に弾いていました😅
今頃、耳コピでいろいろ弾いてくれていたらいいな~と思います
ただやっぱり、楽譜を読めればもっと世界は広がるのは間違いありません
地道な練習ですが、生徒たちと一緒にあの手この手、工夫しながら頑張っていこうと思います✊